なんと約4割が祝日であることを「知らない」! 最も行きたい“皇室ゆかりの地“、「東京都・三重県」を抑えて「京都府」が1位に ~エアトリが「即位礼正殿の儀」に関するアンケート調査を実施~
総合旅行プラットフォーム「エアトリ」(https://www.airtrip.jp/)を運営する株式会社エアトリ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:吉村 英毅)は、20代~70代の男女752名を対象に10月22日の祝日「即位礼正殿の儀」に関する調査を実施しました。
■調査背景
今年の10月22日は「即位礼正殿の儀」で今年だけの祝日となります。新天皇陛下の即位に伴い、「皇室ゆかりの地」を巡るツアーも人気を博しているようです。そこで、「即位礼正殿の儀」の過ごし方や皇室ゆかりの地への旅行経験について調査しました。
■調査結果
調査1:「即位礼正殿の儀」とは何か知っていますか?
政府広報オンラインによると※1「即位礼正殿の儀」とは御即位を公に宣明され、その御即位を内外の代表がお祝いする儀式のことです。この儀式について「知っている」と回答した人は過半数の63.2%、「名前は聞いたことがあるが、知らない」が30.0%となり、連日の報道のためか儀式の名称に対する認知は9割超えとなりました。
調査2:今年だけ10月22日が祝日となることを知っていますか?
即位礼正殿の儀の行われる10月22日は今年限りの祝日となっていますが、約4割の人が祝日であることを「知らない」と回答しました。儀式の名称や内容は広く知られている一方で、国民にも影響があることはまだ知れ渡っていないようです。
調査3:(就業中の人)祝日前日の10月21日に休みを取るつもりですか?
「即位礼正殿の儀」が行われる10月22日は火曜日で、前日の21日に休みを取ると最大4連休となりますが、21日に「休む予定」だと回答したのは18.8%と約2割に留まりました。そもそも22日が祝日であることを知らない人が多いことや、9月14~16日、21~23日、直近の10月12~14日と前に3連休がたて続いているために、敢えて休む必要がない、あるいは祝日が続くことで仕事が立て込んでしまい休めないであろうと考えている人が多いことが窺えました。
調査4:(10月22日が祝日だと「知っている」人)今年しか味わえない祝日、何をして過ごす予定ですか?
「自宅でゆっくり休み、たくさん寝る」に倍近くの差をつけて「まだ決まっていない」が1位となりました。今年のG.W.と夏休みの動向調査では※2「自宅でゆっくり休み、たくさん寝る」がそれぞれ28.8%、27.7%となっており、割合は減少している一方で、「まだ決まっていない」が大幅に伸長しました。今年限りの祝日ということで何かをしたいとは思っているが、何をするか考えあぐねている人が一定数いることが窺えます。
また、G.W.、夏休みの調査ではランク圏外だった「仕事」が4位に入っていることから、慣れない祝日のため通常通り過ごそうとしている人もいるようです。
調査5:(10/22に「国内旅行」を予定している人)予定している旅行先に「皇室ゆかりの地」は含まれていますか?
「含まれている」と回答したのは12.8%となり、7~8人に1人は「皇室ゆかりの地」を訪れる予定となっており、10月22日近辺は混雑が予想されます。
調査6:「皇室ゆかりの地」を巡る旅行に興味はありますか?
「実際に行った」(6.6%)、「行く予定がある」(1.6%)、「行っていないが、興味がある」(31.1%)を合わせると、約4割の人が「皇室ゆかりの地」を巡る旅行に興味があることが分かりました。興味があるがまだ行く予定がない人が3割いることを考えると、これからもしばらく「皇室ゆかりの地」への旅行は人気を博しそうです。
調査7:行った、行ってみたい「皇室ゆかりの地」TOP5
皇室ゆかりの地を巡る旅に「行った」「行く予定がある」「興味がある」と答えた人に対し、行った、行ってみたい皇室ゆかりの地を聞いたところ、1位は「京都府」となりました。京都府には泉涌寺や二条城など数多くのゆかりの地が存在しています。中でも行きたいという意見が一番多かった京都御所は古来の内裏の形態を今日に保存している由緒あるもので、かつては京都御所の紫宸殿にて即位の儀式が行われていました。
僅差で2位となった「東京都」は皇居の他、のちの大正天皇の東宮御所として建てられた国宝の洋館・迎賓館赤坂離宮も高い人気のようです。「東京都」と同率で2位となった「三重県」を選んだ人のほとんどが具体的な場所として伊勢神宮を挙げました。伊勢神宮は皇祖神とされる天照大神を祭っており、今年の4月には上皇・上皇后が最後の地方訪問で参拝をしたことも話題となりました。伊勢神宮によると、G.W.期間中の参拝者数が昨年同期間の2倍以上となっており、今後もしばらくは参拝客で混雑が想定されます。
皇室ゆかりの地は全国各地に存在しているため、思い付きで気軽に足を運んでみることもできますし、全国を回りながら歴史を学ぶことができるのも人気の理由かと推察されます。
■調査概要
調査タイトル :「即位礼正殿の儀」に関するアンケート調査
調査対象 :20代~70代の男女753名
調査期間 :2019年9月5日~9月8日
調査方法 :インターネット調査
調査主体 :株式会社エアトリ