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2019年08月21日

30代以下は9割以上が面識がない人から連絡きたこと「あり」 「面識がない外国人とやり取りをしたことがある人」最多は60代以上の75% ~エアトリが「SNSの利用」に関するアンケートを実施~

 総合旅行プラットフォーム「エアトリ」(https://www.airtrip.jp/)を運営する株式会社エアトリ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:吉村 英毅、以下エアトリ)は、20代~70代の男女664名を対象に「SNSの利用」に関する調査を実施しました。

■調査背景
 SNSの普及により、国内のみならず海外の人とも気軽に知り合う事が出来るようになってきました。共通の趣味などを通し知り合い、実際の友達となる人も多くいるかと思いますが、一方でSNSの普及により「国際ロマンス詐欺」が急増しているようです。SNSなどネット上で知り合った海外の相手を言葉巧みに誘惑し、恋愛感情を抱かせ金銭をだまし取る詐欺を指すようです。エアトリでは「SNSの利用」についてアンケート調査を行いました。

■調査結果概要
調査1:(SNSを利用している人)各SNSで公開している情報を教えてください。
 Facebookでは多くの情報を公開
 ―Facebook利用者の過半数が、「フルネーム」(69.3%)、「性別」(63.8%)、「住んでいる国」(61.6%)、「住んでいる都道府県」(52.6%)を公開していると回答しました。その他のSNSで半数を超えたものは「名前の一部(苗字、下の名前、ニックネーム)」(LINE:52.0%、Facebook:26.7%、Twitter:61.5%、Instagram:58.9%)のみでした。
調査2:(SNSを利用している人)SNSで面識がない人から連絡がきたことはありますか?
 20代・30代は9割以上、40代以上は7割以上が「ある」
 ―全年代で7割以上の人は面識がない人から連絡がきたことがあるようです。20代・30代では9割以上となり、若年層では一気に割合が増えるようです。
調査3:(連絡がきたことがある人)連絡がきたSNSをすべて教えてください。
 7割以上がFacebook
 ―最も回答が多かったのは「Facebook」(71.1%)でした。続いて「LINE」が多く、過半数となる51.1%となりました。
調査4:(SNSを利用している人)SNSを通して面識がない人に連絡をしたことがありますか?
 20代のみ過半数が連絡したことがあると回答
 ―20代で面識がない人に連絡したことがある人は過半数の52.2%となり年代別で最多の割合となりました。次点の30代は38.5%で20代と13.7ポイントの差が開き、20代のSNSに対する意識が他の年代と異なる事が伺えます。
調査5:(SNSを利用している人)SNSを通じで面識がない人と連絡を取り合った事がありますか?
そのうち海外の人は居ましたか?
 20代が最多の56.5%
 ―面識がない人と連絡を取り合った事がある人が最も多い年代は20代で56.5%となりました。続いて30代が42.3%、50代が25.9%となりました。
面識のない海外の人と連絡を取り合った事がある人が最も多いのは「60代以上」(75.0%)でした。反対に、最も少ないのは「20代」(30.8%)となり、唯一半数を下回る年代となりました。
調査6:(面識がない人と連絡を取り合った事がある人)SNSを通じて知り合った人と実際に会った事はありますか?
 全年代で過半数が「ある」と回答
 ―SNSを通じて知り合った人と実際に会った事がある人は全年代で半数を超えました。最も割合が高かったのは30代で8割を超える81.8%でした。最も割合が少なかったのは20代の53.8%となりました。
調査7:(面識がない人と連絡を取り合った事がある人)国際ロマンス詐欺の被害を受けたことはありますか?
 1割弱が未然に防いだ
 ―詐欺被害に遭った人はいませんでしたが、「詐欺だと気づき未然に防いだ」と回答した人は7.4%でした。
調査8:(国際ロマンス詐欺を未然に防いだ人)詐欺だと気が付いたきっかけを教えてください。
 話や時間の矛盾・金銭の要求で気が付く
 ―詐欺だと気が付いたきっかけは「話や時間の矛盾・不自然さ」(50.0%)、「金銭を要求される」(50.0%)という人が多いようです。
調査9:周りに国際ロマンス詐欺の被害に遭った人はいますか?
 周りで被害に遭った人がいる人は2.4%
 ―自身が被害に遭った事がある人は0%でしたが、周囲で被害にあった人がいる割合は2.4%でした。他人事と考えず、SNSを利用する際は十分注意が必要です。

■調査結果
調査1:(SNSを利用している人)各SNSで公開している情報を教えてください。
 LINE、Facebook、Twitter、Instagramのいずれかを利用している人に、SNS上で公開している情報を聞いたところ、各項目で公開している人が最も多いのはFacebookとなり、「フルネーム」(69.3%)、「性別」(63.8%)、「住んでいる国」(61.6%)、「住んでいる都道府県」(52.6%)においては公開している人は過半数となりました。
 「名前の一部(苗字、下の名前、ニックネームなど)」のみ、Facebook以外のSNSで公開率が半数を超えました。(LINE:52.0%、Facebook:26.7%、Twitter:61.5%、Instagram:58.9%)

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調査2:(SNSを利用している人)SNSで面識がない人から連絡がきたことはありますか?
 SNSを利用している人に、面識がない人から連絡が来たことがあるか聞いたところ、「はい」と回答した人は全年代で7割を超え、20代・30代では9割を超えました。
30代以下と40代以上で大きな差があるようです。

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調査3:(連絡がきたことがある人)連絡がきたSNSをすべて教えてください。
 SNSで面識がない人から連絡が来たことがあると回答した人に、連絡がきたSNSを聞いたところ「Facebook」(71.1%)と回答した人が最も多く7割を超えました。

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調査4:(SNSを利用している人)SNSを通して面識がない人に連絡をしたことがありますか?
 SNSを利用している人に、SNSを通して面識がない人に連絡をしたことがあるか聞いたところ、連絡をしたことがある人が最も多かったのは「20代」(52.2%)でした。続いて連絡したことがある人の割合が多い「30代」(38.5%)とは13.7ポイントの差が開きました。

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調査5:(SNSを利用している人)SNSを通じで面識がない人と連絡を取り合った事がありますか?
そのうち海外の人は居ましたか?
 SNSを利用している人に、SNSを通じて面識がない人と連絡を取り合った事があるか聞いたところ、連絡を取り合った事がある人が最も多いのは「20代」(56.5%)でした。
 また、連絡を取り合った人の中に海外の人が居たか聞いたところ、「はい」と回答した人が最も多かったのは「60代以上」(75.0%)となりました。30代~60代以上は約6~7割が海外の人とSNSで連絡を取ったことがある一方で、20代は30.8%に留まりました。

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調査6:(面識がない人と連絡を取り合った事がある人)SNSを通じて知り合った人と実際に会った事はありますか?
 面識がない人とSNSで連絡を取り合たことがある人に、SNS上で知り合った人と実際に会った事があるか聞いたところ、全年代で過半数が会った事があると答えました。
 最も割合が多かったのは「30代」(81.8%)で8割を超えました。最も割合が少なかったのは「20代」で53.8%となりました。SNSで面識がない人と連絡を取る事に対しては年代が低いほど抵抗がない人が多いようですが、実際に会うとなると少し変わってくるようです。

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調査7:(面識がない人と連絡を取り合った事がある人)国際ロマンス詐欺の被害を受けたことはありますか?
 SNSで面識がない人と連絡を取り合った事がある人に、国際ロマンス詐欺の被害を受けたことがあるか聞いたところ、被害を受けたことがある人はいませんでしたが、「詐欺だと気づき未然に防げた」と回答した人は7.4%でした。

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調査8:(国際ロマンス詐欺を未然に防いだ人)詐欺だと気が付いたきっかけを教えてください。
 国際ロマンス詐欺を未然に防いだ人に詐欺だと気が付いたきっかけを聞いたところ「話や時間の矛盾・不自然さ」(50.0%)、「金銭を要求される」(50.0%)といった点で詐欺だと気が付く人が多いようです。

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調査9:周りに国際ロマンス詐欺の被害に遭った人はいますか?
 周囲に国際ロマンス詐欺の被害に遭った人がいるか聞いたところ、2.4%の人が「いる」と回答しました。
 普段知り合わない人と気軽に知り合うことが出来るSNSですが、利用する際には注意が必要です。

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■調査概要
調査タイトル :「SNSの利用」に関するアンケート調査
調査対象 :20代~70代の男女664名
調査期間 :2019年7月30日~8月2日
調査方法 :インターネット調査
調査主体 :株式会社エアトリ