運転に「自信がある」人の方が事故を起こし&巻き込まれやすいことが判明。迷惑な運転ランキング、「ゆっくりすぎる運転」「煽り運転」を抑えて、「急な車線変更、割り込み」が1位~エアトリが「夏休みの自動車トラブル」に関するアンケート調査を実施~
総合旅行プラットフォーム「エアトリ」(https://www.airtrip.jp/)を運営する株式会社エアトリ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:吉村 英毅)は、20代~70代の男女772名を対象に「夏休みの自動車トラブル」に関する調査を実施しました。
■調査背景
夏休みシーズンになると旅行や帰省のために普段は運転しない人もハンドルを握る機会が出てきます。そこで心配になるのが事故や迷惑運転などの「自動車トラブル」。今までに遭遇した事故やトラブルから夏休みに注意すべきポイントを探しました。
■調査結果
調査1:運転頻度について教えてください。
「週2~3回以上」が過半数となる59.7%を占めた一方で、次に多いのは「月に1回以下」(14.1%)となり、頻繁に運転する人とほとんど運転しない人で二極化していることが分かりました。
調査2:(運転をする人)運転に自信はありますか?
最も多かったのは「普通」で約半数を占めましたが、続いて「ややある」(23.4%)、「非常にある」(11.5%)となり、3人に1人は「自信がある」と回答しました。自信が「あまりない」「全くない」と回答したのは13.9%に留まり、自信が「非常にある」「ややある」と10ポイント以上の差が出ました。
調査3:(運転をする人)今まで運転中に自動車事故を起こした、巻き込まれたことはありますか?
「自動車事故を起こした」割合は運転に「自信がある」人が56.8%だったのに対し、「自信がない」人は37.1%となりました。また、「自動車事故に巻き込まれた」割合は運転に「自信がある」人が53.9%の一方で、「自信がない」人は37.1%となり、運転に「自信がある」人の方が事故を起こしたり、巻き込まれたりしていることが分かりました。
運転への自信から車間を詰めすぎてしまったり、注意を怠ってしまうことにより事故を起こしたり、巻き込まれてしまっていることが想定されます。
調査4:(土日祝日などのお休みに「事故を起こした」「巻き込まれたことがある」と回答した人)運転に自信はありますか?
土日祝日などのお休みには普段運転をしない人もハンドルを握る機会が増えます。そこで、お休みの日に「事故を起こした」「巻き込まれた」経験がある人の中で運転の自信の有無を調べたところ、自信が「非常にある」「ややある」人は41.5%だったのに対し、自信が「あまりない」「全くない」人は10.8%と30ポイント以上の差が出ました。お休みの日においても事故に遭遇しやすいのは運転に「自信がない」人より「自信がある」人のようです。
調査5:(事故を起こした、巻き込まれた経験がある人)事故を起こした、巻き込まれたのはどのような場所でしたか?
事故に遭遇した場所を「お休み」と「全日」それぞれで調べたところ、差が出たのが「高速道路」(全日:10.3%、お休み:14.8%)と「自宅以外の駐車場」(全日:13.2%、お休み:18.2%)となりました。高速道路は渋滞によって車間距離が上手く取れなかったことでブレーキが間に合わなかったり、居眠り運転での事故が多いようです。また、お休みの日は駐車場も混み合うため、接触事故が増えるようです。雨や雪などの自然現象によって引き起こされた事故も多いようで、日ごろから車のメンテナンスや様々な状況をシュミレーションすることが事故回避のために大切であると言えそうです。
●「高速道路」での事故経験
・中央道で大雨に遭いハイドロプレーニングになりハンドルが効かず側壁に接触。(70代・男性)
・渋滞で止まっていた隣の車線で事故があり、後ろの車が脇見で追突してきた。(40代・女性)
・前を走っていた車が高速道路で急停止したので、急ブレーキを踏んだが、後続車が追突してきた。(60代・男性)
●「自宅以外の駐車場」での事故経験
・駐車場に車を駐車していたら、全面道路走行車に激突された。(50代・男性)
・コンビニから二車線の左に行こうとしたら縁石に擦った。ショッピングモールの駐車場に停めていたら傷つけられていた。(20代・男性)
・駐車場内で停車中後方に停めていた車がバックして追突。(40代・女性)
・駐車場で走行中に駐車位置から出るためにバックで出てきた車にあてられた。(50代・男性)
調査6:(運転をする人)他の車の運転にイラっとしたことがありますか?
運転をする人のうち91.0%が他の車の運転にイラっとした経験があると回答しました。運転をする以上、他の人の運転が気になるのは必然のようです。
調査7:運転中、他の人からどんな迷惑を被ったことがありますか?
1位は「急な車線変更、割り込み」(69.9%)、続いて「ゆっくりすぎる運転」(58.5%)、昨今問題になっている「煽り運転」(43.4%)も3位にランクインし、4割以上の人が経験していることが分かりました。1位の「急な車線変更、割り込み」と3位の「煽り運転」は重大な事故につながる可能性も高いため、事前にそのようなシチュエーションに遭遇した場合の対処法をシュミレーションしておくことが重要です。
●夏休みに運転をする人に対してのアドバイス
・対抗意識を持たず、何かあったときには深呼吸を3回ゆっくりとして、残念な人なのだと、憐れみの感覚を持ち、関わらないでおこうと決意する。(50代・男性)
・速度は控えめに 止まるだろう、見ているだろうなど 相手への期待は禁物。(60代・男性)
・自己だけが運転しているのではなく、他車(者)の運転にも気を配る必要がある。(50代・男性)
■調査概要
調査タイトル :「夏休みの自動車トラブル」に関するアンケート調査
調査対象 :20代~70代の男女772名
調査期間 :2019年7月11日~7月15日
調査方法 :インターネット調査
調査主体 :株式会社エアトリ