「海外旅行先での移動・交通手段」 アジアでは『鉄道・タクシー』、欧米では『バス』が高い利用率 男性は「利便性」、女性は「コストパフォーマンスと安全性」を重視 ~エアトリが海外旅行経験者1,902名を対象に「海外旅行先での移動・交通手段」について調査~
オンライン総合旅行サービス「エアトリ」(https://www.skygate.co.jp)を運営する株式会社エアトリ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:吉村 英毅 以下エアトリ)は、10代~70代の男女1,902名を対象に「海外旅行先での移動・交通手段」に関するアンケートを実施しました。
【調査背景】
海外での旅行・生活をより楽しむためには、現地でどのような移動・交通手段を使用するのかも大切な要素です。ただの移動手段としてだけではなく、現地での移動そのものが「観光・アクティビティ」になっていることもあります。エアトリでは全国1,902人を対象に、「海外旅行先での移動・交通手段」について、アンケート調査を行いました。
【調査結果概要】
調査1:「海外旅行先で利用した移動・交通手段」を教えてください。(複数回答可)
海外での移動手段として「徒歩」と回答した人が一番多く、これは全体の60.9%ともっとも高い割合でした。男女別の割合で見ると、男性で51.6%、女性で71.5%となりました。
また、「鉄道」(男性49.6%、女性67.0%)に対し、「タクシー」(男性57.2%、女性44.0%)、「自動車(レンタカー)」(男性22.0%、女性12.0%)という結果から、女性は「料金の安い公共交通機関」を有効利用し、一方で男性は「移動の自由さ」を重視し、自動車を移動手段として多く選択していることがわかりました。
調査2:「海外旅行先(地域別)で利用した移動・交通手段」を教えてください。(複数回答可)
地域別割合で見ると、アジアでは「鉄道」(66.0%)と回答した人が、「徒歩」(60.2%)を上回り、もっとも高い割合でした。一方、欧米では「バス」と回答した人が59.4%と、「徒歩」の61.5%に次いで多く、ハワイ(徒歩62%、バス70%)、イタリア(徒歩65%、バス67%)、グアム(徒歩52%、バス73%)と、鉄道の無いリゾート地を中心に「バス」が主な移動手段として利用されていることがわかりました。
調査3:それぞれの移動・交通手段を選ぶ際に「重視すること」を教えてください。(複数回答可)
海外観光地での移動手段として選んだ理由の中では、男⼥ともに「移動の自由が効くこと」と回答した人が一番多く、全体の62.7%ともっとも高い割合でした。男⼥別の割合でみると、男性で66.4%、⼥性で58.8%であり、このことから⼥性よりも男性の方がより「利便性」を重視していることがわかりました。
一方で、「コストパフォーマンス」(男性41.5%、⼥性52.5%)、「安全性」(男性18.1%、⼥性29.3%)、と、回答した⼥性の割合が男性よりも高いことから、⼥性は「コストパフォーマンス」と共に「安全性」を、海外での移動手段を選択する際に、重視していることがわかりました。
調査4:「今後、海外旅行に行った際に利用したい移動・交通手段」を教えてください。(複数回答可)
「鉄道」と回答した人が一番多く、これは全体の64.2%ともっとも高い割合でした。実際の利用経験ともっとも差が大きかったのが「自転車・バイク」で、「移動手段として利用したことがある」の6.8%に対し、「今後利用してみたい」が37.4%と、30.6ポイント上回りました。観光地での設備やサービス環境が整えば、移動手段として今後利用されるシーンが増えそうです。
調査5:「海外旅行先での移動・交通で困ったことや気をつけたこと」を教えてください。(複数回答可)
「海外の移動や交通手段で困ったことや気をつけたこと」を聞いたところ海外渡航回数に関係なく「タクシーなどのぼったくり等」(1~9回:46.2%、10~19回:55.5%、20回以上:57.2%)がもっとも多い回答数となりました。また、「交通状況・交通システム・ストライキの把握」(1~9回:43.3%、10~19回:43.5%、20回以上:49.9%)、「スリ・盗難・治安」(1~9回:31.4%、10~19回:43.5%、20回以上:47.0%)は、渡航回数が多いほど回答の割合が多くなりました。海外旅行の回数が増えるほど、観光地で起こりうるトラブルや現地の状況を把握し、事前に対策を準備する傾向にあるようです。
【調査結果詳細】
【調査1:「海外旅行先で利用した移動・交通手段」を教えてください。(複数回答可)】
海外での移動・交通手段として「徒歩」と回答した人が一番多く、これは全体の60.9%ともっとも高い割合でした。男女別の割合で見ると、男性で51.6%、女性で71.5%となり、このことから男性よりも女性の方が徒歩での移動を好む傾向にあることがわかりました。
また、「鉄道」(男性49.4%、女性67.0%)に対し、「タクシー」(男性57.2%、女性44.0%)、「自動車(レンタカー)」(男性22.0%、女性12.0%)という結果から、女性は「料金の安い公共交通機関」を有効利用し、一方で男性は「移動の自由さ」を重視し、自動車を移動手段として多く選択していることがわかりました。その他、「Uberなどの配車アプリ」(1.0%)などの回答がありました。
【調査2:「海外旅行先(地域別)で利用した移動・交通手段」を教えてください。(複数回答可)】
地域別割合で見ると、アジアでは「鉄道」(66.0%)と回答した人が、「徒歩」(60.2%)を上回り、もっとも高い割合でした。特に、韓国(徒歩63%、鉄道82%)、台湾(徒歩63%、鉄道87%)、中国(徒歩55%、鉄道72%)、シンガポール(徒歩66%、鉄道80%)と、東アジア各国では特に「鉄道」が高い割合で利用されていることがわかりました。
一方、欧米では「バス」と回答した人が59.4%と、「徒歩」の61.5%に次いで多く、ハワイ(徒歩62%、バス70%)、イタリア(徒歩65%、バス67%)、グアム(徒歩52%、バス73%)と、鉄道の無いリゾート地を中心に「バス」が主な移動手段として利用されていることがわかりました。
【調査3:それぞれの移動・交通手段を選ぶ際に「重視すること」を教えてください。(複数回答可)】
海外での移動手段として選んだ理由の中では、男⼥ともに「移動の自由が効くこと」と回答した人が一番多く、全体の62.7%ともっとも高い割合でした。男⼥別の割合でみると、男性で66.4%、⼥性で58.8%であり、このことから⼥性よりも男性の方がより「利便性」を重視していることがわかりました。
一方で、「コストパフォーマンス」(男性41.5%、⼥性52.5%)、「安全性」(男性18.1%、⼥性29.3%)、と、回答した⼥性の割合が男性よりも高いことから、⼥性は「コストパフォーマンス」と共に「安全性」を、海外での移動手段を選択する際に、重視していることがわかりました。
【調査4:「今後、海外旅行に行った際に利用したい移動・交通手段」を教えてください。(複数回答可)】
「鉄道」と回答した人が一番多く、これは全体の64.2%ともっとも高い割合でした。実際の利用経験ともっとも差が大きかったのが「自転車・バイク」で、「移動手段として利用したことがある」の6.8%に対し、「今後利用してみたい」が37.4%と、30.6ポイント上回りました。観光地での設備やサービス環境が整えば、移動手段として今後利用されるシーンが増えそうです。
【調査5:「海外旅行先での移動・交通手段で困ったことや気をつけたこと」を教えてください。(複数回答可)】
「海外観光地の移動で困ったことや気をつけたこと」を聞いたところ海外渡航回数に関係なく「タクシーなどのぼったくり等」(1~9回:46.2%、10~19回:55.5%、20回以上:57.2%)がもっとも多い回答数となりました。
また、「交通状況・交通システム・ストライキの把握」(1~9回:43.3%、10~19回:43.5%、20回以上:49.9%)、「スリ・盗難・治安」(1~9回:31.4%、10~19回:43.5%、20回以上:47.0%)は渡航回数が多いほど回答の割合が多くなりました。海外旅行の回数が増えるほど、観光地で起こりうるトラブルや現地の状況を把握し、事前に対策を準備する傾向にあるようです。
【調査6:海外観光地での移動・交通手段にまつわる思い出やエピソードなどがあれば教えてください。】
・シンガポールの地下鉄で切符の購入で、もたもたしていると強制終了されてお金が戻ってきません、ご注意を。(50代女性)
・パリのレンタサイクルが激安で気持ち良くて地下鉄だと風景が見えないけど見えて便利。しかも行った先で駐輪場に返却出来て、好きな時に乗れる(40代男性)
・レンタカーは慣れると楽しいです。 初めてのひとり旅でレンタカーを借りたアメリカで、ウインカーを押したら日本と逆でワイパーが動いてしまいました(40代男性)
・韓国の地下鉄は券売機も日本語表示に切り替えができ、日本語ができるガイドさんも常駐していてとても親切です(40代女性)
・台湾の小琉球島でレンタルバイク(125cc)をしたのですが、車の少ない島でとても快適でした(60代男性)
・ニューヨークの地下鉄で、例えば間違えて改札内に入ってしまったとして、その後一度出たら、再度入るのにしばらく時間がたたないと入れないというルールを知らず、それが原因で駅員と喧嘩になった(30代女性)
・中国での移動は百度マップ、ヨーロッパ内での移動はGoogleマップがあれば、レンタカーもバスも電車も問題なく移動できる(40代男性)
・パリではメトロよりバスを勧めたい。乗っているだけでも観光出来る(50代女性)
・アメリカでレンタカーを返す時にボディにキズができたとの指摘。100ドル必要と言われ、書類を書かされたが、書き終わった後に100ドルはクリスマスプレゼントなので、払わないでいいと言われた(50代男性)
・タイもベトナムもとても気温の高い国なので 公共の乗り物は、クーラーが非常に効いてます。 寒いくらいなので、長時間利用する場合は何か羽織る物が あれば良かったと思います(50代男性)
・ハワイ島をレンタカーで一周しようとしたが、想像以上の距離で夜中に峠越えする羽目になった。余裕のある車種選択とプラン設定がマストだと思う(50代男性)
・台湾の地下鉄は24,48,72時間乗り放題カードがあり フリーで旅行するにはとても良かった。 香港はたくさんの乗り物があり、カードにチャージしておけばそれ1枚で乗れるのでとても便利!(50代女性)
・フランスは世界中のどこよりもuberが合っている。その分、プロのタクシードライバーも、サービスが向上してるので捨てがたい。国鉄ストに当たってしまったため、これらの交通手段を使ったが、思わぬ嬉しい再発見がたくさんあった。パリから郊外へ行った時のuberドライバーと、数日後パリのメトロで偶然再会してハグしたのは素敵な思い出(50代女性)
・ウィーンやザルツブルクを自転車で回っていると、交通マナーの良い事に驚かされる。特に横断歩道は脇に人が止まっただけで、自動車は必ず横断歩道の手前で一時停止する(60代男性)
【調査概要】
調査タイトル:「海外旅行先での移動・交通手段」に関するアンケート調査
調査対象: 10代~70代の男女1,902名
調査期間:2018年8月16日(木)~8月22日(水)
調査方法:インターネット調査
調査主体:株式会社エアトリ