地方空港ではアジア外資系LCCの新規就航が活発に 福岡空港と大阪(関西国際空港)からはアジア圏、 愛知(中部国際空港)からはヨーロッパの都市が旅行先として人気 ~エアトリが「国内空港別 海外旅行先人気急上昇ランキング」を発表~
オンライン総合旅行サービス「エアトリ」(https://www.skygate.co.jp)を運営する株式会社エアトリ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:吉村 英毅 以下エアトリ)は、国内空港別 海外旅行先人気急上昇ランキングを発表します。
相次ぐLCCの就航などにより、国内主要都市の空港と世界各都市との直行便が増加しています。エアトリでは、国内空港別(福岡空港・関西国際空港・中部国際空港)における、2016年6月1日から2017年5月31日と、2017年6月1日から2018年5月31日の海外出発件数を比較しました。
【福岡空港と大阪(関西国際空港)の1位は韓国の「済州」】
福岡空港と大阪(関西)において1位となった「済州」は、大阪(関西)からの所要時間が2時間を切るなど、気軽に足を運ぶことができる海外観光地として人気を伸ばしています。大阪(関西)からは前年比 505%、福岡空港からは前年比 229% と旅客数が大幅に増加しました。
大阪(関西)の2位は、ベトナムの「ダナン」(前年比317%)でした。昨年の9月1日にジェットスター・パシフィック航空が大阪(関西)-ダナン線を開設しました。日本とベトナムを結ぶLCCの就航は初で、関空-ダナンの定期便も初めてです。ダナンは米フォーブス誌が選んだ「世界で最も魅力的なビーチ」に選ばれたミーケビーチがあるベトナムでも屈指のリゾート地で、時差や渡航時間も短く、学生や家族でも楽しめる新しい渡航先として人気を集めています。
福岡空港は韓国のLCC5社が就航するなどし、2017年度は過去最高の発着回数となりました。また、多くのLCCが就航する大阪(関西)も、24時間稼働やLCC専用ターミナルの設置などの取り組みにより、年々国際線の旅客数を伸ばしています。福岡空港は5都市、大阪(関西)は7都市をアジアの都市が占めました。
今後も、韓国のLCCである済州航空が7月21日より大阪(関西)-済州線の運航を開始するなど、さらにアジア圏への旅客数を伸ばしそうです。
【愛知(中部国際空港)1位はカナダの「バンクーバー」】
愛知(中部)における、海外旅行先の人気急上昇都市1位は、カナダの「バンクーバー」でした。2017年6月からエア・カナダによる直行便の運航が開始されて依頼、旅客数を大きく伸ばしています。
また、愛知(中部)は、大阪(関西)などに比べてLCCの割合が低いこともあり、2位以下には「ローマ」や「バルセロナ」等の、ヨーロッパの4都市がランクインするなど、アジア圏以外の都市も旅客数を伸ばしました。