「インスタ映え」も影響したランキングに?! 2017年の注目は韓国の大邱!各航空会社が積極的に就航開始した1年 ~DeNAトラベルが、2017年海外旅行先人気急上昇旅行先ランキングを発表~
オンライン総合旅行サービス「DeNAトラベル」(URL:http://www.skygate.co.jp)を運営する株式会社DeNAトラベル(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:大見 周平)は、2017年の年間海外旅行先人気急上昇ランキングを発表します。
2017年の1月1日から12月31日までに出発する日本発の海外航空券の予約件数を、昨年の同時期と比較したところ、2017年の1年間で最も旅行者数が上昇したのは韓国の「大邱」(前年比303.0%)でした。
~LCCが次々と路線を開設し注目を集める大邱~
大邱は韓国第3の都市であり、2011年に世界陸上が開かれたことから世界的にも有名になった都市のひとつです。大邱へはLCCのティーウェイ航空、エアプサンが活発に路線開設を行っています。ティーウェイ航空では、2015年に15年ぶりに大阪(関西)-テグ線を就航させ、2016年には東京(成田)、福岡、2017年には那覇に大邱線を開設しました。エアプサンも2016年に福岡、大阪(関西)、札幌(新千歳)に就航し、2017年には東京(成田)への就航を開始しました。現在、各社とも大邱から4都市へ就航しており札幌から沖縄まで直行便で大邱へ行けるようになりました。今まで、乗り継ぎ便でしか訪れることができなかった都市へ直行便で行けることができるようになったことで、大邱への旅行がより身近になったと考えられます。さらに、LCCの就航ということで、リーズナブルに海外旅行が楽しめるという点も旅行者数の伸長に繋がったのではないでしょうか。
~活発なPR活動が実を結んだ済州~
2位の済州は、日本国内で済州観光公社による関係者向け説明会を実施し、日本人に済州の魅力を積極的にアピールする活動に注力しました。また、済州線が減少傾向にある中、今年の6月と9月に大阪(関西)、東京(成田)から済州への直行便をティーウェイ航空が就航したことも、日本からの旅行者増加へのきっかけとなったと考えられます。その他にも、今年の4月に韓国国内でも最大級の大型複合リゾートをオープンし、世界的に有名なK-POPアイドルを広告モデルへ起用したことで、国内外からの関心を高めていると考えられます。
~2018年にさらなる人気が期待されるケアンズ~
3位のケアンズにおいても、クイーンズランド政府観光局による日本国内でのプレスセミナー開催など、日本へのケアンズに関するPRを積極的におこなっています。また、12月14日よりカンタス航空が19年ぶりに大阪(関西)-シドニー線を再開し、2018年にはオーストラリアが旅行先として、さらに注目を集めるのではないかと予想されます。
ヨーロッパ勢で上位にランクインしているフランスは、世界遺産アカデミー※1の調査によると「卒業・修学旅行で行きたい世界遺産」の1位は両者ともにフランスのモン・サン・ミシェルとなり、理由としては「写真映えしそう」というインスタ映えを重視する意見が挙げられました。さらに、Instagram※2によると2017年世界で人気があったロケーション4位にエッフェル塔、人気があった都市5位にパリが選ばれ世界からも人気を集めていることがわかります。
2017年は、上記の就航に加えイベリア航空の東京(成田)-マドリード間の唯一の直行便就航やバニラエアの国内航空会社初のセブ線就航など2016年から2017年にかけて各社が積極的に空の道を開設しました。
また、韓国への旅行者の減少が懸念される中TOP10に3都市がランクインしており、平昌オリンピックへ向けての韓国観光業界の積極的な広報活動の影響や、ソウルへのリピーターがさらに足を広げて韓国旅行を楽しんでいるのではないかと考えられます。
※1、世界遺産アカデミー(NPO法人)発表資料より
http://wha.or.jp/wp-content/uploads/2017/12/77d19b9f8b8ec3c32452475d9e923e75.pdf
※2、Instagram発表資料より
https://instagram-press.com/blog/2017/11/29/instagrams-2017-year-in-review/