「2016-2017年の旅行トレンド」に関する調査を実施。今年最もマイブームとなった都道府県は2年連続で「沖縄」海外は「台湾」に代わって「アメリカ本土」が1位に~2016年の旅行トレンドは「楽」「安」「癒」~
オンライン総合旅行サービス「DeNAトラベル」(http://www.skygate.co.jp)を運営する株式会社DeNAトラベル(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:中野 正治)は、21~83歳の男女526名を対象に「2016-2017年の旅行トレンド」に関する調査を実施しました。
調査背景
DeNAトラベルでは2015年12月22日に「2015年の旅行トレンド」に関する調査リリースを公開しました。※その調査に依ると、2015年にマイブームとなった旅行先の国内1位は「沖縄」、海外1位は「台湾」となり、2016年は低価格で気軽に行けるアジアが人気になるという予測となりました。
そこで、実際に2016年はそのような都道府県・国が流行したのか、2017年にはどこが流行りそうなのか、調査を実施しました。
【調査概要】
調査1:2016年、一番行きたくなった国内旅行先はどこですか?
1位2位は昨年に引き続き「沖縄県」(26.0%)と「北海道」(19.8%)となりました。3位は、昨年は北陸新幹線開通の影響で「石川県」がランクインしていましたが、今年は「長崎県」(4.5%)が入りました。
調査2:2016年、一番行きたくなった海外旅行先はどこですか?
1位は「アメリカ(本土)」(11.2%)、2位以降は「ハワイ」(8.0%)、「台湾」(6.8%)、「タイ」(5.0%)と続きました。主な理由としては2016年10月からANAが羽田-ニューヨーク、羽田-シカゴの直行便を新規就航したことやカリフォルニアディズニーランドが60周年を迎えたことなどが挙がりました。また大統領選やカジノ法案でアメリカに注目が集まったことも一因のようです。
調査3:2016年の「旅行トレンド」を漢字一文字で表すと何になりますか?
1位は「楽」(10.6%)、2位「安」(8.4%)、3位「癒」(6.1%)となりました。
「楽」を挙げた人の理由としては、「直行など移動内容を重視して、無駄の無い旅行をした」「店舗に行くことなく、ネットで簡単に申し込んだ」等が並びました。
調査4:2017年に人気が出ると思う国内旅行先はどこですか?
1位「北海道」(18.6%)、2位「沖縄」(14.0%)、3位「東京」(7.0%)と人気エリアが連なる中で北海道が首位を獲得しました。理由としては「北海道新幹線で行きやすくなったから」という一方で、「JR北海道が多くの路線を廃止する可能性が高まったので、廃線前に訪問したい」という意見も聞かれました。また、プーチン大統領の来日で北方領土問題に注目が集まったことも一因のようです。
調査5:2017年に人気が出ると思う海外旅行先はどこですか?
昨年は「台湾」「ベトナム」「韓国」とアジア諸国が並んだのに対し、今年は1位「アメリカ(本土)」(10.8%)、2位「台湾」(9.6%)、3位「ハワイ」(8.6%)となりました。
「アメリカ」を選んだ人のほとんどの理由が「トランプ政権になったアメリカを見てみたい」というもので、「台湾」のランクインからも安近短の人気は2017年も続きそうな様相です。
【調査1:2016年、一番行きたくなった国内旅行先はどこですか?】
「2016年、一番行きたくなった国内旅行先はどこですか?」という問いに対し、1位2位は昨年と変わらず「沖縄」(26.0%)、「北海道」(19.8%)となりました。「沖縄」については東京から石垣島や宮古島等への直行便も増え、メディアで離島が特集される機会も増えたために人気が更に高まったようです。「北海道」は根強い人気に加え、北海道新幹線の開業で注目を集めました。
また、3位については昨年は北陸新幹線の開業で「石川」がランクインしましたが、今回は「長崎」(4.5%)となりました。理由としては「ハウステンボスに行きたい」というものが最も多く、「変なホテル」やクリスマスイルミネーション等でメディアに特集されたことで注目されたと考えられます。
【調査2:2016年、一番行きたくなった海外旅行先はどこですか?】
「2016年、一番行きたくなった海外旅行先はどこですか?」と聞いたところ、1位は「アメリカ(本土)」(11.2%)、2位「ハワイ」(8.0%)、3位「台湾」(6.8%)となりました。
アメリカが選ばれた主な理由としては、2016年10月からANAが羽田-ニューヨーク、羽田-シカゴの直行便を新規就航したことやカリフォルニアディズニーランドが60周年を迎えたことなどが挙がりました。また大統領選やカジノ法案でアメリカに注目が集まったことも一因のようです。
2位の「ハワイ」については「癒されたい」「日本語も通じるし、何でもそろっていて楽」という意見が多数を占めました。
【調査3:2016年の「旅行トレンド」を漢字一文字で表すと何になりますか?】
『2016年の「旅行トレンド」を漢字一文字で表すと何になりますか?』という問いに対し、1位は「楽」(10.6%)、2位は「安」(8.4%)、3位は「癒」(6.1%)となりました。2016年は「楽に、安くて安全な場所で、癒されたい」というニーズが多かったようです。
■「楽」を選んだ人の理由
・台北に行ったが、近くて食事や中国茶が美味しく、移動もタクシーや地下鉄など便利で”楽”だと思った。(55歳・女性)
・ネットで簡単に申し込みもできて、店頭に行く手間もなく、旅行会社の方で全て手配してくれるため気楽に旅行に行くことができるし、その分楽に楽しめることができるので。(21歳・女性)
■「安」を選んだ人の理由
・各地で災害やテロが続き、なるべく安心安全な場所を選ぶようにしたから(39歳・女性)
・LCCがより身近になり、また燃油サーチャージも無くなった為、航空券が安くなったため。(32歳・男性)
【調査4:2017年に人気が出ると思う国内旅行先はどこですか?】
「2017年に人気が出ると思う国内旅行先はどこですか?」という問いに対し、1位「北海道」(18.6%)、2位「沖縄」(14.0%)、3位「東京」(7.0%)と人気旅行先がTOP3を独占しました。1位の「北海道」については「北海道新幹線で行きやすくなったから」という一方で、「JR北海道が多くの路線を廃止する可能性が高まったので、廃線前に訪問したい」という意見も聞かれました。
また、「北海道」はプーチン大統領の来日で北方領土問題、「沖縄」は米軍基地問題、「東京」はオリンピックとメディアに取り上げられる数が多かったことも注目を集める要因となったようです。
【調査5:2017年に人気が出ると思う海外旅行先はどこですか?】
「2017年に人気が出ると思う海外旅行先」について聞いたところ、昨年は「台湾」「ベトナム」「韓国」がTOP3を占めたのに対し、今年は1位「アメリカ(本土)」(10.8%)、2位「台湾」(9.6%)、3位「ハワイ」(8.6%)となりました。
「アメリカ」を選んだ人の理由のほとんどが「トランプ政権下でアメリカがどのように変わるのか見てみたい」というものでした。「台湾」は引き続きブームが続くと予想している人が多く、「燃油サーチャージ復活で、流行りは安近短かも」という意見も見受けられました。
【調査概要】
調査タイトル:「2016-2017年の旅行トレンド」に関するアンケート調査
調査対象:21~83歳の男女526名
調査期間:2016年12月14日(水)~12月18日(日)
調査方法:インターネット調査
調査主体:株式会社DeNAトラベル